外壁サイディングのひび割れ、張り替えないとだめ?すぐ補修すべき状態と費用の目安【札幌】
築10年以上のお家は火災保険の対象となるかもしれません!

外壁サイディングのひび割れ、張り替えないとだめ?すぐ補修すべき状態と費用の目安【札幌】

この外壁の中は? 外壁塗装の教科書【札幌版】
コンクリートの壁のひび割れ

ご注意:モルタルの外壁、コンクリート打ちっぱなしのひび割れは
ひびが入る理由も直し方も、サイディングとは違います。サイディングの外壁の方は、このまま読み進めてください。

▶ コンクリートのひび割れは放置して大丈夫?

「外壁サイディングのひび割れは、塗装で直るのか?」「もしかして張り替えが必要?」など外壁サイディングにひび割れを見つけると、これは大丈夫なのかと見るたびに気になりますよね。特に雨が降るとこの雨が入ったりしないのだろうかと気になってしまいますよね。

「すぐに直す必要があるひび割れなのか?」「次の塗り替えのときでもいいのか?」ひび割れをどれだけ見ても、中まで傷んでいるのかはなかなか分かりません。ひび割れについて調べているうちに塗装、コーキング、張り替え、補修などと違う対処方法が出てくると、どの工事が自分のお家に必要なのか、ますます迷ってしまいます。

「塗り替えのときに一緒にやってひび割れが消えればいいかな」と思って、割れ目を塗ってしまえば埋まって水入らないだろうとか、自分でコーキングで埋めてしまおうとする方も多いのですが、もしそう考えている方ほどやる前にまずはこちらの記事を読んでください。

ただ、表面のひびが見えなくなったことと、外壁の傷みが問題なくなったのは同じことではありません。水が入る原因の解決していなければ、そのまま見えないうちに内部に侵食したり、すでに入った水分で内部の傷みが残ると、補修した後も知らないうちに劣化が進んでしまいます。

塗装工事で大事なのはあくまでも正常な状態を長くもたせるという考え方です。「塗装はあくまでも健康な状態のお家を保護する役割」。お家を守るには、塗る前の状態を確かめ、状態を見極めることは欠かせません。

費用はできるだけ抑えたいものですが、必要な補修を省けば、その分だけ見積もりは安く見えます。下地の傷みを残して塗ってしまうと、後から外壁を剥がして直す工事が必要になることもあります。

割れた場所と原因、内部の状態が分かれば、見積もりの時に「なぜ補修で済むのか」「なぜ交換が必要なのか」を具体的に確かめられます。傷みが広がる前の現地診断は、必要な工事の範囲と費用を抑えるためにも大切です。

塗装とリフォームを手がけるイズミ塗装が、札幌市内で実際の工事で対応したひび割れの事例も一緒にまとめてあります。実例と照らし合わせて見てみてください。ご自宅の傷みと合わせて確かめてみてください。

<実例>
・お家の角の近くに入った細いひび
・サイディングの下端を横に走るひび

ひび割れの事例やどのようなひび割れにはどのような対処が必要なのか?そして費用はどれくらいかかるものなのか?どのようにしたらよいのかを一緒に見ていきましょう。

関連記事
・凍害ってなってるか自分で見分けられる?
・塗装か張り替えか、どっちを選べばいいの?

ご注意:見積もりの補修内容も確かめてください
塗料の名前や総額だけでは、ひび割れをどう直す工事なのか判断できません。補修する場所と方法、下地の調査・補修が含まれるかを、契約前に確かめてください。

▶ 見積書の「一式」には、どんな工事が含まれる?

外壁・屋根の無料調査実施中の案内バナー。家の壁のひび割れを点検する作業員と、屋根を双眼鏡で確認する作業員のイラスト。「お家の状態、判断に迷ったらプロにおまかせください」のキャッチコピー。

  1. サイディングのひび割れ・クラックは、どこが割れている?
    1. 外壁材・表面の塗装・コーキングの違い
    2. 継ぎ目のひびや、欠け・反りも気になる時は?
  2. 外壁サイディングのひび割れ・角の割れは何が原因?
    1. 地震・台風・温度変化と、窓や釘のまわりのひび
    2. 増改築した部分や、後から付けた設備のまわりは?
    3. ひびから入る水と凍害は、外壁の中まで関係する
  3. 早めにひび割れを見つけると、どこまで工事を抑えられる?
  4. 角のひび割れの奥で、柱が腐っていた|イズミ塗装の実例
    1. ケース①角の縦割れを調べると、柱は中までぼろぼろ・・・!
  5. サイディングのひび割れは、自分でどこまで点検できる?
    1. 窓の上下・釘のまわり・外壁の下端を確認する
    2. 高い場所は上らず、写真と記録を残す
    3. 大きく欠けた部分や剥がれ落ちそうな部分は?
  6. 外壁サイディングのひび割れ(クラック)の補修方法は?コーキングで埋めてよい?
    1. 補修材での補修は、どんな工事?
    2. 本体のひびと継ぎ目のコーキングは、同じ直し方?
    3. 補修材でおさまらず、張り替えが必要なのは?
    4. 塗り替えと一緒に直すなら、補修はどこまで必要?
  7. ひび割れの補修や部分張り替えは、いくらかかる?
  8. ひび割れだけの部分補修か、全体塗装も一緒にするか?
  9. ひび割れは保証の対象?補修前にどこへ相談する?
    1. 建てた住宅会社・工務店に、写真と点検記録を見てもらう
    2. 保証書で、対象になる原因と工事の範囲を確かめる
  10. イズミ塗装では、原因と下地から直し方を選べます
    1. 補修・張り替え・塗装を組み合わせて、お家を保護する
    2. 数多くの補修経験から、直した後の持ちまで考える
  11. サイディングのひび割れは今すぐ点検が必要?緊急度の目安
  12. 塗ったり埋めたりする前に、写真と記録を用意する
  13. 参考にした公式資料

サイディングのひび割れ・クラックは、どこが割れている?

外壁サイディングに入っているひびには、サイディング本体の割れ、表面の塗装のひび、継ぎ目の傷みなど一見同じように見えますが。ひび割れにも様々な種類と対処があります。ひび割れのことを「クラック」とも呼びます。どこにどのようにひび割れが発生しているのかを発見するのが点検の出発点です。

外壁材・表面の塗装・コーキングの違い

表面を覆う塗料の膜を「塗膜」、継ぎ目をふさいでいるゴム状の材料を「コーキング」(資料では「シーリング」とも記載されます。)日本窯業外装材協会で点検する項目も、塗装表面・コーキング部分・サイディング本体の状態に分かれているのでそれぞれ工事前に箇所ごとの状態を確認する必要があります。

・外壁材本体:サイディング自体に線状の亀裂が入り、割れた端が浮いたり、一部が欠けたりしている状態がないか?
・表面の塗装:外壁を覆う塗膜にひびや剥がれが出ている状態になっていないか?
・コーキング:外壁材どうしの継ぎ目や窓まわりで、ゴム状の材料が割れたり、外壁材との間が離れたりしている状態ではないか?

特に注意してみてほしいのが窓の下は窓の荷重がかかっていたり、雨だれで外壁が弱くなっていることが多いので、ひび割れやコーキングの切れが水の入口になります。またなかなか見えないところではありますが、窓上から雨漏りするケースも多いので注意深く見る必要があります。

ひびが細く見えても、塗膜だけの傷みかどうかは外見だけでは判断しにくい場合があります。

継ぎ目のひびや、欠け・反りも気になる時は?

継ぎ目に沿ったコーキングのひびは、外壁材本体とは補修する材料も方法も違います。また、外壁材が欠けている、反っている、浮いている場合は、ひび割れと合わせて点検が必要です。

塗装表面の細いひびやモルタル外壁など、ほかの外壁のひび割れにも違いがあります。

関連記事
・外壁のひび割れにはどんな種類がある?点検と補修の目安

外壁サイディングのひび割れ・角の割れは何が原因?

窯業系サイディングのひび割れには、温度変化や建物の動き、水分などが関係します。割れの位置だけで原因を決めず、お家の傷み方と工事の履歴を合わせて確かめる必要があります。

地震・台風・温度変化と、窓や釘のまわりのひび

ケイミュー株式会社の維持管理資料は、気温の変化、雨水、地震・台風、下地や施工、後から行った工事などを、サイディングが傷む要因として挙げています。

硬い窯業系サイディングは、温度変化による膨張と収縮で割れることがあります。振動などの影響も、時間とともに積み重なります。地震の後は特に、窓などの開口部や釘・ビスのまわりに亀裂がないか、外壁材がずれていないかが点検のポイントです。

イズミ塗装の調査でも、お家の角に近い位置にひびが見つかっています。角の近くに割れがあっても、その位置だけで地震や施工が原因とは断定できません。

外壁の角の近く、釘の頭から横に入ったサイディングの割れ

増改築した部分や、後から付けた設備のまわりは?

増改築でつながった新旧の建物は、動き方の違いによって接続部分にひび割れが生じることがあります。ニチハ株式会社は、接続部分に動きの差を逃がす継ぎ目を設ける施工を求めています。

看板やエアコンなどを後から取り付ける場合も、サイディングに直接固定せず、補強した下地に固定する指定があります。設備の近くで割れを見つけたら、いつ何を取り付けたかも点検時に伝えてください。

ひびから入る水と凍害は、外壁の中まで関係する

ひび割れから水が入り、凍ったり溶けたりを繰り返すと、外壁材が傷む「凍害」につながります。北海道立総合研究機構の研究では、札幌などで屋外に置いた試験で、JIS規格の値を満たすサイディングにも凍害が生じています。

表面の塗膜が剥がれた部分も、水を吸いやすくなります。イズミ塗装の現場では、水がたまりやすい窓の下やバルコニーの立ち上がりで、細かなひびやコーキングの切れが凍害のきっかけになった状態を見てきました。

水分は外側から入る雨水だけとは限りません。日本窯業外装材協会は、換気フードの網が詰まると、湿った空気が壁の内部へ漏れ、サイディングの裏で結露・吸水して凍害につながる場合も示しています。外壁の下部や壁が入り組んだ部分など、雪がたまる場所も点検の対象です。

表面の塗装がきれいでも、外壁材や下地まで健全とは限りません。 イズミ塗装でも、外からは小さな傷みしか見えなかった外壁を剥がし、内部の下地の腐りが分かったことがあります。

関連記事
・凍害って何?北海道だけの話なの?

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早めにひび割れを見つけると、どこまで工事を抑えられる?

傷みが一部分にとどまっていれば、その範囲の補修や張り替えで対応できる場合があります。ひびを見つけた段階で点検すると、次のような違いが生まれます。

・費用:小さなひびを補修材で直す場合、目安は約4万〜13万円(税込)です。外壁材の交換が必要になると、部分張り替えは数枚で約11万円から、16枚ほどで約45万円(税込)が目安になります。どちらも塗り替えと一緒に行う場合で、足場代は含みません。実際の金額は現地調査後のお見積もりで決まります。
・お家の傷み:水が入る原因を早く直せば、外壁の内部へ傷みが広がるのを抑えられます。下地の木材や断熱材まで水が回ると、外壁材を直すだけでは足りなくなります。
・次の塗り替え:傷んだ部分を直してから塗れば、塗装がお家を保護する働きを果たし、数年後のやり直しを防ぐことにつながります。

部分的な亀裂なら、補修材での補修や部分張り替え、次の点検まで経過を見る選択肢があります。ケイミューの資料も、部分的な傷みは状態に応じて補修するか、次回点検で補修するかを判断するよう案内しています。

塗装はあくまでも健康な状態のお家を保護する役割です。早めに点検すれば、塗る前に直す範囲を小さいうちに抑えられます。

ひび割れを直して長く使うには、塗る前に下地を整えることも欠かせません。

※イズミ塗装では、こうした外壁や傷み箇所の補修が、プランの中にすべて含まれているプランもあります。詳しくは現地調査の後にご説明します。
▶ 塗装を長持ちさせるために、イズミ塗装が下地を大切にする理由

角のひび割れの奥で、柱が腐っていた|イズミ塗装の実例

外から見える割れが小さくても、内部の木まで傷んでいる場合があります。このお家では、角の割れをきっかけに柱の腐りが分かりました。

ケース①角の縦割れを調べると、柱は中までぼろぼろ・・・!

玄関ポーチの柱を覆うサイディングに縦の割れが入り、角や継ぎ目が欠けていました。

玄関ポーチの柱の角のサイディングに入った縦の割れと欠け

上の写真にある角の割れと欠けは、内部の傷みを疑うサインでした。現地調査では、つながった割れの状態からサイディングの交換が必要と判断しました。水が入って木が腐っている可能性もありましたが、その深さや範囲は、外壁を剥がすまで分かりませんでした。

外壁を剥がしてみると・・・

柱は黒くなり、ぼろぼろと崩れるほど腐っていました。傷みは1階にとどまらず2階の柱にも及び、腐った部分には蟻もいました。

柱の外壁を剥がした中。柱が黒く腐ってぼろぼろに崩れている

さらに柱の上の三角屋根を内側から調べると、防水シートには茶色い水の染みが広がっていました。

三角屋根の内部。防水シートに茶色い水の染みが広がっている

柱を補修して新しいサイディングを張り、継ぎ目の幅を確かめました。写真は張り直した後、塗装前の状態です。

張り直したサイディングの継ぎ目の幅を測っている所
直した後。柱を補修し、新しいサイディングで張り直した所

<実施した対策>

角の割れだけでなく、柱を濡らし続けた水への対策が必要でした。水の入口は、三角屋根やバルコニーの笠木などの板金部分、外壁の木部と考えられました。流れ込んだ水で柱が腐り、角の割れとして表に出ていたと考えられます。

再発防止策として、
・補強材と金物による腐った柱の補強
・木下地への防腐剤の塗布
・三角屋根とバルコニーの雨水対策のための板金加工
・新しいサイディングでの張り直し
を施しました。

角や継ぎ目のひびは、細さだけでは中の傷みを判断できません。上に屋根や板金がある場合は、現地調査で上から流れ込む水の経路まで確かめることが必要です。

サイディングのひび割れは、自分でどこまで点検できる?

ご自身でできるのは、地上から見えるひび割れや欠けを確認し、変化を記録することです。直し方を判断するための下地の調査は、専門業者へ依頼してください。

窓の上下・釘のまわり・外壁の下端を確認する

窓の上下や釘・ビスの近くは、ひびと一緒に外壁材のずれも確かめたい場所です。日頃の確認に加え、地震や台風の後も、地上から見える範囲を点検してください。

外壁の下端も見落とせません。写真では、下端に沿って横方向に亀裂が入っています。

サイディングの下端に横方向へ続くひび割れ

窓の下やバルコニーの立ち上がりなど、水がたまりやすい場所の傷みも記録しておくと、現地調査で伝えやすくなります。見える症状と補修の関係は次のとおりです。

見えた症状傷んでいる部分点検後に検討する対処
細い亀裂サイディング本体補修材での補修など、状態に応じて判断
窓・釘のまわりの割れ本体や固定部分ずれや下地も調べ、補修・交換を判断
大きな亀裂に著しい欠けを伴う、または剥がれ落ちそうサイディング本体部分張り替え
表面の塗装のひび・剥がれ塗膜塗り替え時期を検討
継ぎ目のゴム状の材料のひびコーキング古い材料を除いて打ち替えなど

高い場所は上らず、写真と記録を残す

高所の点検や補修は、業界団体・メーカーとも専門業者への依頼を求めています。見えない部分を確かめようと、ご自身で屋根や脚立に上らないでください。

地上から写真を撮り、気付いた日と場所を添えておけば、相談時に状態を伝えられます。過去の点検や補修の記録と一緒に保管すると、前からあるひびか、変化した傷みかを確かめやすくなります。

大きく欠けた部分や剥がれ落ちそうな部分は?

大きな亀裂に著しい欠けが伴う、または剥がれ落ちそうな状態は、日本窯業外装材協会が部分張り替えを案内している状態です。ひびの細さだけでなく、周囲の欠けや浮きも含めて専門業者に伝えてください。

外壁サイディングのひび割れ(クラック)の補修方法は?コーキングで埋めてよい?

サイディング本体のひびには、補修材で直せるものと、傷んだ部分の交換が必要なものがあります。塗装だけでは割れた外壁材の強度は戻らないため、塗る前の補修方法が重要です。

補修材での補修は、どんな工事?

日本窯業外装材協会の一般的な方法は、割れをV字の溝に加工して清掃し、専用の下塗り材を使ってから補修材を詰め、表面の模様を整えて塗装で仕上げる工事です。ケイミューとニチハの資料にも、割れた部分を加工し、補修材と塗装で直す方法があります。

必要に応じて、ひびの先端に穴をあけ、亀裂の伸びを止める処置もあります。ただし、切断や穴あけの前には、アスベスト(石綿)が含まれていないかの確認が必要です。加工や補修が必要かどうかは、専門業者の調査で確かめてください。

実際の工事は外壁材と傷みの状態に合わせて変わります。見積もりでは、どの割れをどの材料で直すか、補修後にどう仕上げるかまで説明を受けると、工事内容を確かめられます。

本体のひびと継ぎ目のコーキングは、同じ直し方?

外壁材本体のひびに対して、業界団体が示すのはメーカー指定の補修材(パテなど)による補修です。補修材と仕上げに使う塗料の相性も、メーカーへの確認が求められています。

そのため、ひびを見つけたらコーキングを詰める、という選び方では、お家に合う補修か判断できません。割れている材料と原因に合った処置を確かめてください。

継ぎ目のコーキングについても、ニチハは、古い材料を除かずに剥がれやひびの上へ充填しても、防水効果が得られないと案内しています。

補修材でおさまらず、張り替えが必要なのは?

部分張り替えは、傷んだサイディングを取り外して交換する工事です。補修材で直しきれない状態では、ケイミューも同等品や代替品への交換を案内しています。

イズミ塗装では、ひびに加えて表面がぽろぽろ剥がれるなど、補修材で形を整えても長持ちしない状態には張り替えをご提案します。割れ目を接着しても、割れる前の強度や性能に戻るわけではないためです。

張り替えの判断には、外壁の裏側の下地も関わります。内部の木が腐っていれば、下地を直す大工工事が必要になることもあります。日本窯業外装材協会も、張り替えに際して専門家による下地を含む診断を求めています。

塗り替えと一緒に直すなら、補修はどこまで必要?

塗り替える場合も、事前調査でひびの状態を確かめ、下地調整(塗る前に傷みを整える工程)として必要な補修を終えてから塗ります。塗料を選ぶ前に、直す場所と工事の範囲を決める必要があります。

窓まわりだけなど一部の傷みなら部分的に直せる場合がありますが、ひびや剥がれが広がると、部分張り替えや塗装だけでは後に不具合が残るおそれがあります。状態によっては、既存の外壁の上へ新しい外壁材を張る「上張り」も選択肢になります。

見積書では、補修する場所、交換する範囲、下地を直す工事、足場の有無を確かめてください。部分補修・張り替え・全体塗装の費用は、現地調査で必要な工事を確かめたうえで、お見積もりをご案内します。

関連記事
・塗装か張り替えか、どっちを選べばいいの?

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ひび割れの補修や部分張り替えは、いくらかかる?

2026年10月の目安では、補修方法や足場の有無で次のような費用の違いがあります。当社の見積もり例と請求実績をもとにした額で、ご自宅の金額は現地調査後に決まります。

工事の範囲費用の目安(税込)足場の扱い
ひび割れ・欠け・はがれの補修材での補修約4万〜13万円(税込)塗り替えの足場を使う。足場代は含まない
部分張り替え(外壁材の交換だけ)数枚で約11万円から、16枚ほどで約45万円(税込)塗り替えの足場を使う。足場代は含まない
外壁を外して中の木(下地)を直す部分補修(1か所)約8万円(税込)足場の扱いは見積もりで確かめる
単独の部分補修に必要な部分足場約10万〜19万円(税込・組む面の数で変わる)部分足場そのものの費用
傷んだ表面を張り替えずに単独で補修当社の見積もりの例(部分足場・表面補修・コーキング・3回塗り込み)で約34万円(税込)必要な範囲の部分足場を含む

塗る前に傷みを整える下地調整のうち、簡易補修はスタンダード・プレミアムに含まれています。

※イズミ塗装では、こうした外壁や傷み箇所の補修が、プランの中にすべて含まれているプランもあります。詳しくは現地調査の後にご説明します。

塗り替えと同時なら部分足場の費用は別にかかりません。単独で直す場合は、足場を含む見積もりか確かめてください。下地まで傷むと工事の範囲が広がるため、表の金額が一律の上限になるわけではありません。

全体塗装の費用は、現地調査のうえでお見積もりしてご案内します。

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ひび割れだけの部分補修か、全体塗装も一緒にするか?

割れた部分以外の塗装と下地の状態で、工事をまとめる必要があるか判断できます。

ひびが一部に限られ、ほかの外壁がまだ水をはじき、下地も傷んでいなければ、必要な部分だけの補修を検討できます。低い位置の傷みなら、足場を組まずに直せる場合もあります。

外壁が水を吸ったり、触ると白い粉が付いたりする場合は、塗膜が傷んでいるため、ひびの補修と全体塗装を合わせて検討してください。

費用を抑えるには、部分的に直せるうちに点検することが大切です。足場が必要で塗り替え時期も近い場合は、屋根・外壁・コーキングを同時に工事すると、足場を組み直す回数を減らせます。

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ひび割れは保証の対象?補修前にどこへ相談する?

保証の有無や対象範囲は、割れの原因と契約内容によって異なります。自分で埋めたり工事を頼んだりする前に、保証書と建てた会社への確認を済ませておくと安心です。

建てた住宅会社・工務店に、写真と点検記録を見てもらう

日本窯業外装材協会とメーカーは、補修や塗り替えについて、お家を建てた住宅会社・工務店へ相談するよう案内しています。気になっている場所の写真と、過去の点検・補修の記録をそろえて相談してください。

保証書で、対象になる原因と工事の範囲を確かめる

ケイミューの冊子には、天災や地盤沈下、周辺環境による割れ、維持管理の不足、増改築や器具の取り付けによる不具合など、メーカーが責任を負いかねる場合が記載されています。

ひび割れという症状だけでは、保証で対応できるかは決まりません。ご自宅の保証書をもとに、どの原因・どの部分が対象になるかを建てた会社へ確認してください。

イズミ塗装では、原因と下地から直し方を選べます

ひび割れを直すには、表面の補修だけで済むか、お家の内部にも工事が必要かを確かめることが大切です。イズミ塗装では現地の状態から、必要な補修と工事の範囲をご提案し、ご説明します。

補修・張り替え・塗装を組み合わせて、お家を保護する

外壁塗装は、高圧洗浄と下地補修を経て行います。サイディングの張り替えや上張りにも対応しているため、塗装で保護できる部分と、交換が必要な部分を合わせて相談できます。

塗装はあくまでも健康な状態のお家を保護する役割です。補修材で直す方法も含め、長く使ううえで問題になる傷みを現地で確かめます。

今後何年住むか、将来の手入れをどうするかも踏まえ、今は塗らない選択を含めてご提案し、ご説明します。

※イズミ塗装では、こうした外壁や傷み箇所の補修が、プランの中にすべて含まれているプランもあります。詳しくは現地調査の後にご説明します。
▶ 塗装・張り替えなど、イズミ塗装でできる工事
▶ 外壁の重ね張り工事について

数多くの補修経験から、直した後の持ちまで考える

イズミ塗装は、サイディングなどの補修を数多く手がけています。補修だけでなく塗装とリフォームも行うため、見た目を整えた後、その外壁を使い続けられるかまで考えて直します。

ひびが消えるかだけでなく、水が入る原因を直せるか、傷んだ下地を残さないかも、工事前に確認できます。

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サイディングのひび割れは今すぐ点検が必要?緊急度の目安

大きく欠けて剥がれ落ちそうな部分や、水が入って下地の腐りが疑われる状態は、早急な点検が必要です。外壁全体をすぐ工事するかどうかは、箇所ごとの診断で決まります。

イズミ塗装の現場調査報告書では、工事の必要性と時期を次の緊急度で確認できます。時期の目安は、現地診断で状態を確かめたうえでの判断です。

緊急度診断で確かめる状態工事の考え方
★★★水が入り、下地の腐りなど二次被害につながるすぐに相談・対処
★★☆ひび割れが進んでいるが、即座の被害にはつながっていない塗り替えの適期です。今シーズン〜1年で補修を計画
★☆☆軽微で二次被害に直結しない次の手入れに合わせる
☆☆☆傷みがなく、工事の必要がない工事をせず点検を続ける

外壁のひび割れは★★☆が目安ですが、水の浸入や下地の傷みによって緊急度は変わります。ひびの細さだけで、工事を先に延ばせるとは判断できません。 地震の後に窓・釘まわりの亀裂やずれを見つけた場合も、早めに点検を相談してください。

無料の現場調査では、写真付きの報告書で、工事が必要な部分と今は工事が要らない部分を確かめられます。

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塗ったり埋めたりする前に、写真と記録を用意する

サイディング本体のひび割れは、塗装だけでは直りません。 補修材で直せる傷みは補修し、著しい欠けを伴うなど補修材でおさまらない傷みは張り替えます。割れの原因・範囲に加え、下地の状態も確かめて判断することが大切です。今のお家に必要な工事と時期を確かめるため、点検を依頼する前に、次の準備をしておきましょう。

・地上から写真を撮り、ひびに気付いた日と場所を記録する。
・外壁材本体、表面の塗装、継ぎ目のコーキングのどこが割れているか、見える範囲で確かめる。判断できない場合は、そのまま写真で伝える。
・高い場所へ上らず、ひびを自分で塗ったり埋めたりする前に点検を依頼する。
・保証書と過去の点検・補修記録を用意し、建てた住宅会社・工務店への相談内容もそろえる。

イズミ塗装の無料の現地診断では、補修の必要性と範囲、工事の時期を相談できます。写真や記録をもとに気になる部分を伝え、どこを、いつ、どう直すのかを確かめてください。
▶ ひび割れの状態と必要な工事を、現地診断で相談する

傷みが広がっている場合は、現地診断で塗装と上張りのどちらが合うかも確かめてください。
▶ 塗装と外壁上張り、今のお家に合う工事を選ぶ代表の判断基準

❶ 他社の見積もりをチェックしてほしい方
ほかの業者さんの見積書をもらってみたものの、「これって妥当なの?」「本当に必要な工事だけが入っているの?」と不安な場合は、一度そのモヤモヤを解消しておきましょう。
代表の泉田が、プロの目線で内容を確認し、「過剰な工事になっていないか」「抜けているポイントはないか」を赤ペンを入れるつもりでチェックします。
[▶︎ 代表・泉田の「赤ペン診断」をLINEで受ける]

❷ まずは自分の家の概算を知りたい方
「今すぐ工事するかは決めていないけれど、だいたいどれくらいかかるのかは知っておきたい」という方も多いと思います。
その場合は、図面と外観の写真を送っていただければ、おおよその金額感と、工事が必要になりそうな時期の目安をお伝えできます。
いきなり現地調査まではハードルが高いという方は、まずこのステップだけでも十分です。
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❸ 一度しっかり家を見てほしい方
「今の状態が大丈夫なのか、プロの目で一度きちんと見てほしい」という方は、無料の現地診断をご利用ください。
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診断内容はすべて代表の泉田が必ず目を通し、「今すぐやるべきこと」と「まだ先でいいこと」をはっきり分けてお伝えします。
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イズミ塗装は、札幌の「手抜き工事」をゼロにしたいと考えています。

今回お話しした相見積もりの裏側以外にも、私たちのブログでは塗装業界のリアルや、失敗しないための知識を公開しています。大切なマイホームを守るための「教科書」として、ぜひ他の記事も参考にしてみてください。

また、私たちがどのような想いで札幌の街を彩り、どのような体制でお客様をサポートしているかについても、詳しくまとめています。

1. 代表の想い・運営の裏側を知りたい方へ
▶ 代表・泉田のイズミ塗装にかける「本音と想い」ブログ一覧

2. 実際の仕上がりを確認したい方へ
[▶ 理想の仕上がりを確認する「最新の施工事例」]

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▶ どこが違うの?イズミ塗装が選ばれ続ける「7つの理由」

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暮らしのことで困ったら、まずは「イズミ塗装」を思い出していただければ幸いです。

参考にした公式資料

点検項目や補修方法、メーカーの注意事項は、次の公式資料で確認できます。

・一般社団法人 日本窯業外装材協会「サイディングの維持管理はどうするの」第3版:本体・塗膜・継ぎ目の点検、補修と張り替え、点検記録のチェックシート。
・一般社団法人 日本窯業外装材協会「メンテナンスについて」:日常の点検と、住宅会社・工務店への相談。
・ケイミュー株式会社「ケイミュー外壁材 住宅外まわりのメンテナンスについて」:ひび割れの要因、補修方法、メーカーが責任を負いかねる場合。
・ニチハ株式会社「窯業系サイディングのメンテナンス」:増改築・設備の取り付け時の注意、本体とコーキングの補修。
・地方独立行政法人 北海道立総合研究機構 北方建築総合研究所「建築材料の耐久性に関する調査-窯業系サイディングの耐凍害性-」:北海道での窯業系サイディングの凍害劣化に関する研究。

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