窯業サイディングって無機塗料でいいの?|サクッとわかる!外壁塗装の教科書【札幌版】
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窯業サイディングって無機塗料でいいの?|サクッとわかる!外壁塗装の教科書【札幌版】

窯業サイディングに無機塗料を選んでよいかを解説したQ&A形式の外壁塗装サムネイル画像。背景は和紙クリーム、右側に窯業サイディングの板壁と塗料缶・刷毛の淡い水彩画。 サクッとわかる!外壁塗装の教科書【札幌版】

札幌で築10年を過ぎた窯業サイディング住宅のオーナー様から、「うちは無機塗料でいいんですか?フッ素じゃダメなの?」というご質問をよくいただきます。結論からお伝えすると、札幌の窯業サイディングであれば、いま選ぶ価値があるのは無機塗料です。なぜそう言えるのか、動く外壁・寒暖差・凍害の視点からサクッと解説します。

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結論:札幌の窯業サイディングには無機塗料が向いています

札幌の窯業サイディング住宅で塗料を選ぶとき、私たちイズミ塗装が真っ先に検討するのは無機塗料です。理由は3つあります。

1つ目は、紫外線で分解されにくいこと。無機の成分は太陽の光で分解されにくいため、艶引け・退色が起きにくくなります。

2つ目は、札幌の動く外壁に追従できる柔軟性のある製品があること。窯業サイディングは、寒暖差で外壁の表面温度差が最大約90℃にもなる環境に置かれ、伸び縮みを繰り返します。塗膜がその動きについていけることが求められます。

3つ目は、長期耐候性が現場で確認できていること。イズミ塗装では5年以上前から無機塗料を採用しており、サイディング表面の経年変化が緩やかであることを実際の現場で確認できています。

イズミ塗装の3プランのうち、生涯このお家に住み続けたい・お子様に引き継ぎたいという方が選ばれるプレミアムプランの主力が、この無機塗料です。現在ご相談いただく方の約7割がこのプレミアムプランを選ばれています。


なぜフッ素じゃないの?

「フッ素塗料が一番いい」と説明される会社さんもまだ多くいらっしゃいます。確かに5年ほど前まではフッ素が長期耐候塗料の代表格でした。ただ、札幌の窯業サイディングのお家でフッ素を選ぶことには、知っておいていただきたい注意点があります。

窯業サイディングは、温度や湿度の変化で動きが生じる外壁材です。札幌のように冬は-20℃前後、夏は表面温度が50〜70℃近くまで上がる地域では、その動きが特に大きくなります。これに対してフッ素塗料は「硬さ」が長所の塗料です。硬く滑りがよく汚れにくい一方で、動きには弱い面があり、動く外壁に硬い塗膜を乗せると、目地のコーキング部分や継ぎ目で塗膜にひび割れが入りやすくなる場合があります。

もう一点お伝えしたいのは、現在「フッ素塗料」と呼ばれている商品にはグレードの幅が大きいという点です。同じ「フッ素塗料」でも中身は商品によって大きく異なります。業者さんが「フッ素が一番」と言うときに、「うちにフッ素を勧める理由は?」「どのフッ素を、家のどこに使うの?」と質問して根拠を語れるかどうかが、業者選びの判断軸になります。


札幌の窯業サイディングならではの注意点

札幌の窯業サイディングを長持ちさせるには、塗料を変えるだけでは足りない場面があります。最大の理由は北海道の気候です。

窯業サイディングは焼き物の仲間で、水を吸いやすい性質があります。表面の工場塗膜が劣化したまま放置されると、サイディングが水を含んだ状態で凍り、融けるという凍結融解が繰り返されます。これがいわゆる凍害で、表面がポロポロ剥がれてくる症状です。東区・北区の築10年以上の窯業サイディング住宅では、この症状を多く拝見します。

凍害がすでに表面化している外壁では、無機塗料を上から塗っただけでは内部の劣化を止めることはできません。下塗りで吸い込みを止める/コーキングを動きに追従できる仕様で打ち直す/必要に応じて部分張替えを行う、これらをセットで考える必要があります。塗装は、いい状態のものをいい状態で保ち続けるための工程です。割れたり剥がれたりしている部分は、塗装の前に直してから守りに入るのが正しい順序になります。

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まとめ

札幌の窯業サイディングには無機塗料が向く。紫外線に強い/動く外壁に追従できる/長期耐候の3点が理由
「フッ素が一番」は5年前の常識。フッ素は硬さが特徴で、動く窯業の目地・継ぎ目でひび割れが入りやすい
・「フッ素」と呼ばれる商品にはグレードの幅がある。業者が中身を説明できるかが判断軸
・札幌は寒暖差で外壁の表面温度差が最大約90℃・凍結融解が起きる地域。凍害が進んでいるなら塗装前に下地対応が必要
・無機塗料はイズミ塗装のプレミアムプラン主力で、ご相談者の約7割が選ばれている

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