塗装の技術は、道具や材料だけでなく“人”によって受け継がれていきます。 誰かが教えてくれた手の動きや、現場で感じた空気の読み方。 それらはマニュアルには書けない“職人の心”であり、 僕たちはそれを次の世代に伝えていく責任があります。
技術は、人から人へ伝わるもの
今の若い職人たちは、器用で飲み込みも早い。 でも、一番大切なのは「どうやるか」ではなく「なぜやるか」。 “意味”を理解した上で動く人ほど、仕事に誇りを持てるんです。
僕が教えるときに大切にしているのは、 技術を押しつけることではなく、考えるきっかけを与えること。 正しい答えを一方的に教えるよりも、 一緒に考え、一緒に悩む。 それが、本当の「技術の継承」だと思っています。
教えることは、育てること
技術を教えることは、自分自身を見つめ直すことでもあります。 若い職人に「なぜこの順番でやるんですか?」と聞かれて、 改めて自分の仕事を言葉にして気づくことがある。
“教える”という行為が、会社の文化を強くしていく。 イズミ塗装が目指しているのは、 **「人が育つ会社」=「技術が育つ会社」**です。
時代が変わっても、変わらないもの
道具も塗料も時代とともに進化していく。 でも、誠実に仕事をする心は、どんな時代にも変わらない。 仕上げの美しさよりも、そこにある“心の丁寧さ”を伝えていきたい。
職人という仕事は、機械にはできない“人の感覚”で成り立っている。 だからこそ、人が育つことが会社の未来をつくる。
次の世代へ、誇れる仕事を残す
僕らが今やっている仕事は、未来の職人たちの“教科書”になる。 だから、今日の一塗りを誇れるものにしたい。
10年後、20年後にこの仕事を引き継ぐ人たちが、 「イズミ塗装の職人のようになりたい」と思ってくれたら、 それが何よりの喜びです。
技術を伝えることは、心をつなぐこと。 これからもイズミ塗装は、誠実な技術を未来へ渡していきます。
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著者名:イズミ(イズミ塗装代表)
北海道札幌市出身、イズミ塗装代表。大学時代に塗装職人として経験を積みながら経営学を学び、卒業と同時に代表に就任。2017年からは元請け事業に専念し、HPを通じて「騙される人を減らす」ことを目指し、結果として5年連続でTOP5の塗装屋に選ばれる。現在は塗装から総合リフォームまで対応し、15年保証や費用対効果No.1を達成。職人の腕を最大限に発揮させる環境づくりにも注力している。
住所:〒007-0812 北海道札幌市東区東苗穂12条1丁目5-13
営業時間:【平日・土曜日】9:00〜20:00(※LINE、メールは24時間受付中)
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