前回の記事では外壁塗装の3工程(下塗り・中塗り・上塗り)についてお伝えしました。今回は「じゃあ、どんな塗料を使えばいいの?」という疑問にお答えします。
塗料の種類は大きく3つ
外壁塗装の塗料は主にこの3種類です。
- ・シリコン塗料:価格と耐久性のバランスが良い。現在の主流。
- ・フッ素塗料:硬くて汚れにくい。耐久性が高いと言われてきた。
- ・無機塗料:紫外線劣化しにくく、最も長持ちする最新グレード。
以前はウレタン塗料も多く使われていましたが、現在はほとんど使われません。ただし柔軟性が必要な箇所や木部には今でも部分的に使うことがあります。
「フッ素が一番」はもう古い
「フッ素塗料が最高」と言う業者はまだ多いですが、実は住宅の外壁(特に窯業系サイディング)にはあまり向いていません。
理由はシンプルで、フッ素は硬すぎるからです。木造住宅は地震や温度変化で常に動いています。その動きに硬いフッ素が追従できず、塗膜が割れやすくなってしまうんです。
割れた塗膜から水が入れば、撥水機能は意味をなしません。
コスパで選ぶなら「ラジカル制御型シリコン」
価格と耐久性のバランスが良いのが「ラジカル制御型シリコン」です。
ここで一つ注意点があります。「ラジカル型塗料を使います」と言う業者は知識不足のサインです。正しくは「ラジカル制御型」。ラジカルは塗膜を劣化させる因子なので、「ラジカル型」では「劣化を促進する塗料」という意味になってしまいます。言葉の違いに気をつけてください。
長持ちを優先するなら「無機塗料」
最も長持ちするのが無機塗料です。ガラスやセラミックに近い成分で紫外線に強く、さらに柔らかい樹脂と組み合わせることで割れにくさも両立しています。
「フッ素より長持ちで、しかも割れにくい」という今の住宅にベストな塗料です。20年以上の耐久性が期待できます。
札幌では「遮熱塗料」も重要
「遮熱塗料は暑い地域向けでは?」と思う方も多いですが、札幌でも非常に有効です。
真冬の気温と夏の直射日光を受けた外壁表面の温度差は、北海道では最大で約90度にもなります。この激しい寒暖差が外壁の膨張・収縮を繰り返し、塗膜や外壁材を傷めていきます。
遮熱塗料を使うことで外壁表面の温度上昇を抑え、この寒暖差を和らげることができます。つまり「涼しくする」だけでなく、外壁を長持ちさせる効果があるんです。
イズミ塗装では外壁塗装に「ラジカル制御型」を基本としており、予算や耐久性のご希望に合わせてラジカル制御型シリコン・ラジカル制御型無機・ラジカル制御型無機×遮熱など複数のプランをご提案しています。
まとめ
- ・塗料はシリコン・フッ素・無機の3種類が主流
- ・住宅の外壁にフッ素は硬すぎて向いていない
- ・コスパ重視ならラジカル制御型シリコン
- ・長持ち優先なら無機塗料が最強
- ・「ラジカル型」と言う業者には注意
前の記事はこちら
→外壁塗装って1回塗ればいいんじゃないの?|サクッとわかる!外壁塗装の教科書【札幌版】
もっと詳しく読みたい方はこちら
→【代表コラム】「フッ素が一番」はもう5年前の常識!イズミ塗装が無機塗料にこだわる理由
著者名:イズミ(イズミ塗装代表)
北海道札幌市出身、イズミ塗装代表。大学時代に塗装職人として経験を積みながら経営学を学び、卒業と同時に代表に就任。2017年からは元請け事業に専念し、HPを通じて「騙される人を減らす」ことを目指し、結果として5年連続でTOP5の塗装屋に選ばれる。現在は塗装から総合リフォームまで対応し、15年保証や費用対効果No.1を達成。職人の腕を最大限に発揮させる環境づくりにも注力している。
住所:〒007-0812 北海道札幌市東区東苗穂12条1丁目5-13
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