こんにちは、イズミ塗装代表の泉田です。
今回は、ずっと言いたかったことを全部話します。
コンクリート打ち放しの外壁、外構、建物。この仕事を塗装屋に頼んだことがある方、あるいは今まさに業者を探している方に、どうしても伝えなければならないことがあります。
「コンクリートは、塗装屋に頼んではいけません。」
これは同業他社への批判ではありません。ただ、コンクリートという素材の性質を理解しないまま施工することがどれほど危険か。そして、そういう現場を見るたびに私がどれだけ腹が立つか。その話をします。
コンクリートという仕事に魅了された日
私がコンクリートの仕事を始めたのは、ホームページへの一本の問い合わせがきっかけでした。「打ち放しコンクリートの塗装、できますか?」
材料屋さんに相談すると「いい材料がある、やり方もわかる」と。そこから師匠となる専門家に出会い、コンクリートと無機塗料の世界にどっぷりと魅了されました。
しかし最初の現場からすぐに壁にぶつかりました。教わった工法をそのままやっても、剥がれる。本州で確立された技術が、北海道の気候にはそのまま使えなかったんです。
そこから研究開発が始まりました。北海道の環境ではどうするべきか。改修工事では、新築では。コンクリートの特性を一つひとつ検証して、イズミ塗装独自の工法仕様を作り上げていきました。その仕様が今メーカーに採用され、北海道でそのメーカーの工事が入るときはうちがパートナーとして対応しています。
これが「コンクリートアート」の始まりです。
なぜ塗装屋がコンクリートを触ってはいけないのか
コンクリートは「塗る」ものではありません。ここを理解していない業者が多すぎる。
一般的な塗装屋がやりがちなのが、厚く塗膜をつけることです。塗って綺麗になればいい、という発想です。しかしコンクリートは内部の水分を吸い上げて外に吐き出す性質を持っています。その逃げ道を塗膜で塞ぐと、水分が溜まり、塗装が剥がれます。しかも一気に。
さらにコンクリートは、割れることが前提の素材です。単色で塗りつぶした外壁がひび割れたとき、どうなるか。グレーの線が走る。黒ずむ。せっかくの風合いが完全に死ぬ。
新築引き渡しのときから、すでに始まっている
もっと根深い問題があります。
新築でコンクリート打ち放しの建物を建てたとき、施工会社がやりがちなのが「とりあえず撥水剤を塗っておく」という対応です。撥水剤は3年もすれば切れます。そこから雨水が染み込みはじめ、10年もしないうちに雨染みがはっきり出てくる。
ひび割れが出た部分を補修するときも、アクリル塗料で色を合わせて終わり、というケースがほとんどです。アクリルは5年もすれば変色します。補修したところだけが浮いてくる。色がずれて、柄もちがう。直しましたとアピールしているようなものです。
本来、正しい補修とはそういうものではありません。知らない人が見て「どこを直したの?」と思われるくらい、何もしていないように見えるのが正解です。住んでいるオーナーや依頼してくださった方だけが、その仕上がりに感動してくれる。それがうちの目指す仕事です。
建てた会社は「コンクリートだからこんなもん」と言って見て見ぬふりをする。
それは違います。適切な施工をすれば、20年以上綺麗な状態を保てます。うちはそれを目指して工事しています。
「V字カット・U字カットはナンセンス」——師匠から教わった言葉
ひび割れの補修で塗装屋がよくやる方法があります。電動サンダーをひび割れに当てて溝を掘り、コーキングを充填してモルタルで埋める。V字カット・U字カットと呼ばれる工法です。
師匠の言葉を借りるなら、「コンクリート打ち放しへのV字カットはナンセンス」です。
電動工具を入れれば強烈な振動が発生する。その振動が目に見えないところに伝わり、別の箇所でまたひび割れを起こします。補修跡は目立ち、かえって汚くなる。V字・U字カットが有効なのは、表面に柔軟性のある複層塗材が塗られたモルタル外壁に限った話です。コンクリート打ち放しに使う技術ではありません。
うちはV字・U字カットをしません。
ヘアクラックとクラック、対応がまったく変わる
ひび割れの処置は、幅0.3mm未満か以上かで完全に変わります。
0.3mm未満のヘアクラックには、ケイ酸塩系強化剤を全体に塗布します。
コンクリートは本来、強いアルカリ性を保つことで内部の鉄筋を錆から守っています。しかし大気中の二酸化炭素が入り込み続けると、そのアルカリ性が徐々に失われていきます。これが「中性化」です。進行すると鉄筋が錆びて膨張し、コンクリートを内側から押し裂く爆裂へとつながります。
ケイ酸塩はコンクリート内部に浸透して組織を緻密にし、二酸化炭素の浸入を抑えます。表面を塗るのではなく、内部から強くする。これがうちの基本仕様です。
0.3mm以上のクラックには、エポキシ注入を使います。
外壁を傷つけずにひび割れの奥へエポキシ樹脂を流し込む工法です。外から見てほぼひび割れがわからない状態に戻します。
北海道特有の問題——凍結と水の動き
建物の基礎は建築基準上60cmより深く作る必要があります。ブロック塀などの構造物は、札幌市の基準で30cm以上の根入れが必要です。それだけ地面の中で水が動いています。
コンクリートは水を吸い上げる性質があります。透湿性のない塗料で蓋をすると、冬の凍結・膨張のサイクルで想像以上に早く剥がれます。本州の工法がそのまま北海道に使えない最大の理由がここにあります。
うちが使うケイ酸塩系強化剤は、NETIS(国土交通省 新技術情報提供システム)に全国版・北海道版の両方で登録された土木グレードの材料です。下塗りから最終のクリアコーティングまで全工程でケイ酸塩系を通す。この一貫した仕様はうちにしかありません。
コンクリートアートという領域
コンクリート打ち放しは、風合いが命です。あの独特のグレーのムラ、表面の質感。これを再現するのは、技術の話ではなくアートの領域です。
うちでは基準色として20〜30色を用意しています。さらに現場で調色し、面ごとに色を変えます。どの色を、どの角度で、どんな模様で入れたら本物のコンクリートに見えるか。そこまで考えて、ようやく「コンクリートアート」と呼べる仕事になります。
「コンクリートアート」という言葉はうちが作った造語です。塗装ではなく、アートの仕事として向き合っているということです。
悔しかった現場のこと
一度、新築工事で安く叩かれたことがあります。
コンクリートの仕事は、その風合いを本当に大切にしているオーナーのために全力でやりたい仕事です。価値を理解してもらえず、価格だけで判断される。それが悔しかった。
今はうち直接の工事だけを受けています。
知識のない業者が見様見真似で手を出した後の現場を見ると、今でも腹が立ちます。コンクリートがかわいそうだと思う。防げた劣化だったのに、と。
だからこそ言い続けます。
コンクリートで困ったら、うちに来てください。
打ち放し外壁でも、RC造の建物でも、ブロック塀でも。「以前頼んだ業者に断られた」「塗ったのにすぐ剥がれた」「雨の日に汚く見える」「補修跡が目立ってきた」——それ、全部うちの専門です。
まず話を聞かせてください。お家を見て、正直にお伝えします。
イズミ塗装代表 泉田
「結局、うちはどうすればいいの?」と迷ったら。
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著者名:イズミ(イズミ塗装代表)
北海道札幌市出身、イズミ塗装代表。大学時代に塗装職人として経験を積みながら経営学を学び、卒業と同時に代表に就任。2017年からは元請け事業に専念し、HPを通じて「騙される人を減らす」ことを目指し、結果として5年連続でTOP5の塗装屋に選ばれる。現在は塗装から総合リフォームまで対応し、15年保証や費用対効果No.1を達成。職人の腕を最大限に発揮させる環境づくりにも注力している。
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