こんにちは。イズミ塗装代表の泉田です。 今回は、多くの方が迷われる「後悔しない塗料選びの基準」について、僕の目線から徹底的にお話しさせていただきます。 外壁塗装の際、塗料選びで迷われたり、「よくわからないからお任せします」となってしまうお客様は非常に多いです。
しかし、厳しいことを言うようですが、実はプロであるはずの塗装屋さん自身も、間違った知識を持っていたり勘違いをしているケースが多々あります。 プロではない一般の方が正しい情報を見極めるのは本当に難しい時代です。 だからこそ、今回はネットの表面的な情報ではなく、現場の最前線にいる僕のリアルな経験と本音を交えて、「絶対に後悔しないための正しい塗料選びの知識」を全力でお伝えします!
1. シリコン・フッ素・無機…結局どれがいい?「フッ素が一番」の罠
窯業系サイディングに「フッ素」は向いていない
一般的に「フッ素は高いけれど長持ちする」と言われていますよね。 つい先日も、他社さんと相見積もりを取られているお客様から「他社では『フッ素が一番いい』と言われたんですが、どうなんですか?」とご質問をいただきました。
その時、僕ははっきりとこうお答えしました。 「このお家の壁(窯業系サイディング)には、フッ素は向いていません」と。
なぜ向いていないのか?簡単に言うと、フッ素は非常に「硬い」からです。 硬いからこそ汚れが落ちやすく耐久性が高いのは事実ですが、木造住宅のように「建物が動く」ことを前提に設計されているお家に、フッ素のような柔軟性のない硬い塗料を塗ってしまうと、建物が動いたと同時に塗膜が割れやすくなってしまいます。
いくら塗膜の表面が綺麗でツヤがあって長く持ったとしても、割れてそこからお家の中に水が入ってしまったら、全く意味がないですよね。 だからこそ、今の時代に「戸建てにはフッ素が一番いいですよ」なんて言っている会社は、間違いなく知識が古く間違っています。
コスパ最強は「ラジカル制御型シリコン」。ただし業者の無知に注意!
では、コストパフォーマンスのバランスが最も良い塗料は何かというと、「ラジカル制御型シリコン」です。
そもそも塗膜が傷む最大の原因は「紫外線」です。 紫外線と水と酸素が合わさることで塗膜が傷んでいきます(だから南面が特に傷みやすいんです)。 そして紫外線が当たると塗膜の中に「ラジカル」という劣化因子が発生し、それが塗膜を傷めていきます。
だからこそ、ラジカルの発生を「制御」して紫外線劣化を防ぐ塗料が優秀なのですが……ここでも怖い現実があります。 結構多くの塗装屋さんが、平気で「うちはラジカル型塗料を使います」と言ったり、見積もりに書いたりしているんです。
こことても大切で、「ラジカル型」と言っている業者は知識ゼロだと思ってください。非常に危ないです。 ラジカル型だったら「自ら劣化因子(ラジカル)を発生させて傷んでいく塗料」という意味になってしまい、意味がわかりませんよね。 正しくは「ラジカル制御型塗料」です。この言葉の違いすら分かっていない業者には絶対に任せないでください。
僕が最もおすすめする、最強の長持ち塗料「ハイブリッド無機塗料」
では、「フッ素のように耐久性が高くて、しかも割れにくい」という夢のような塗料はあるのか? 実はあります。僕が今一番、とにかく長持ちさせたい方にお勧めしているのが「無機塗料」です。
無機塗料とは、簡単に言えば「紫外線劣化をほぼしない塗料」です。 身近な例で言うと、ガラスや石をイメージしてください。 お家の窓ガラスって、何年経っても紫外線で黄色く変色したりしませんよね?
一方で、フローリングが日焼けして変色したり、畳の上に物置を置いていたらそこだけ色が変わってしまったりするのが「黄変」と呼ばれる劣化です。 無機塗料以外の従来の塗料は「有機塗料」と言い、基本的には紫外線で変色・劣化します。
無機塗料は、この変色・劣化しないガラスを細かく砕いて塗料にしたようなものです。 ただ、「ガラスを砕いた」と聞くと、また「硬くてフッ素と同じように割れるんじゃないの?」と思いますよね。 そこが今の技術のすごいところで、柔らかい樹脂を一緒に配合してハイブリッドで作られているんです。
だからこそ、「フッ素より長持ちするのに、シリコンのように柔らかくて割れにくい」という、今の住宅にとって一番ベストな塗料が完成しました。 この無機塗料を使えば20年以上、うちの最高グレードのプランなら25年持ちます。
他社さんだと、ハイグレードで高価な塗料はなかなかお客様に提案できなかったり、決まらなかったりするそうです。 しかし僕たちの会社の倉庫は、在庫の棚の半分が無機塗料で埋まっているくらい、無機塗料ばかりを使っています。 一般住宅において、おそらくうちが一番無機塗料を使っていると自負しています。 「今回の塗装を最後にしたい」「次の世代に家を引き継ぐために長持ちさせたい」と本気で思うなら、イズミ塗装に頼んでいただくのが一番間違いないです!
2. 「高い塗料=いい工事」ではない!僕が現場で絶対に妥協しない事
どんなに高級な無機塗料を使っても、施工の仕方が悪ければ全く意味がありません。 塗料の性能を100%引き出すために、僕が現場で他社と圧倒的に差をつけて厳しくチェックしているポイントがあります。
「生」で塗る技術と、塗布量(缶数)の厳守
他社さんでよくあるのが、塗料の希釈(薄める割合)や「塗布量(1平米あたりに塗る規定量)」を守らないケースです。 最後に空になった塗料の缶数を計算してみたら、全然規定の量が塗られておらず塗膜がついていなかった……なんてことが平気で起きています。 塗膜の厚みが足りなければ、紫外線を透してしまってすぐに傷んでしまいます。
塗料はメーカーの規定で「水やシンナーを0%〜15%入れて塗りやすくしていいですよ」と定められています。 つまり、「0%(全く薄めない状態)」で塗っても問題ないわけです。僕たちはこれを「生で塗る」と言っています。
では、なぜ多くの職人が0%で塗らないのか?単純に、薄めない塗料は塗り広げにくくて大変だからです。 壁一面にボンドを塗りたくるのと、水で濡らすのでは、当然水に近いほうが圧倒的に早くて楽ですよね。 だから作業者は、できるだけ希釈して水っぽくシャバシャバにして塗りたいと思ってしまうんです。 でも、それでは塗料本来の性能は絶対に発揮されません。
本当に塗装が上手い職人は、いくら粘度が高くてドロドロの塗料でも均一に綺麗に塗れます。 下手な人がそのまま塗ると、「ダレ」と言って塗料が垂れて固まった跡がついてしまい、すごく格好悪くなります。 うちの現場は「一級塗装技能士」という国家資格を持った、技術のある職人ばかりです。 だからこそ、安易に薄めず、しっかりとした厚み(塗布量)をつける技術に妥協はありません。僕自身がそこを一番厳しく目を光らせています。
「下塗りの選定」と「コーキングの寿命」を見極めるプロの設計力
また、いくら最高級の無機塗料を使っても、下地(下塗り)の選定を間違えれば効果はゼロになります。 今の壁がどれくらい傷んでいるかを見極め、その上から塗る無機塗料の性能を活かすための下地をどう作るか。 これを現場ごとにプロの目で見極めて変えていかないと、一律で同じ仕様で塗るだけでは絶対にダメなんです。
さらに重要なのが「コーキング(壁と壁の間のゴム状の目地)」とのバランスです。 例えば、塗料は20年持つ無機塗料を塗ったのに、コーキングが10年しか持たない仕様だったらどうなるでしょう? 10年後にはコーキングが切れて隙間ができ、そこを直すためにまた足場を組まなければなりません。1回分の足場代が完全に無駄になってしまうんです。
塗料の寿命とコーキングの寿命を揃える。 そういった「設計」や「仕様」の全体像をしっかり組めるかどうかが、本当の意味で「お客様にとっていい工事」になるかの分かれ道です。 僕は見積もりの段階から、そこを極限まで計算してご提案しています。
3. 北海道・札幌の家に適した塗料の条件。本州の常識は通用しません!
札幌の冬を知る僕から言わせてもらえば、本州の塗料メーカーが勧めるものをそのまま北海道の家に使うのは非常に危険です。
北海道の特殊な「板金屋根」への正しいアプローチ
北海道・東北の積雪地帯の屋根は、本州と違って特殊です。 雪の重さに耐えるため、関東によくあるコロニアル屋根や瓦屋根ではなく、ほぼ全てが「板金屋根(金属屋根)」なんです(コロニアルだと雪の重みで割れてしまいますからね)。
特に最近は、ガルバリウム鋼板やSGL鋼板といった非常に性能の高い金属屋根が増えています。 こういった新しい建材は、普通の塗料を弾いて受け付けません。どんな錆止め(下塗り)を入れるかによって持ちが全く変わりますし、選定を間違えるとベロベロに剥がれてきます。 昔からの古い知識のまま、新しい建材へのアプローチを持っていない塗装屋さんに任せると3〜4年で剥がれてしまうこともあり、本当に怖いです。
さらに恐ろしいのが、本州から来たフランチャイズの塗装屋さんなどが、北海道の金属屋根に対して「水性塗料」を使おうとすることです。 北海道の過酷な環境下では、金属屋根に耐えうる耐久性の高い水性塗料はまだ実用化レベルではありません(弱溶剤・シンナーを使う塗料でないと厳しいです)。 これを無理に使って大きなトラブルになるケースがあり、本当に危ないと感じています。
僕がメーカーの「北海道仕様」を作ることもあります
僕は、うちのハイグレードなプランでは北海道の塗料メーカーのものを使うことも多いですし、僕自身が塗料の開発に近い部分に携わらせていただくこともあります。
本州ばかりやっているベンチャーのメーカーさんだと、「雪が積もる」という前提の耐用年数や仕様がわかっておらず、設計が間違っていることが結構あるんです。 そういう時は、僕の経験からメーカーに指摘して設計や仕様を変えてもらい、「北海道仕様」として採用された実績も過去にあります。現在もアドバイザー、施工パートナーとして協力関係を築いております。
塗料の知識だけでなく、建築そのものの知識がなければ正しい選定はできません。 札幌の気候と家を知り尽くしているからこそ、「札幌の塗装なら僕が一番詳しい」と胸を張って言えますし、複雑な知識は僕たちに聞いていただくのが一番間違いないです。
4. 色選びで絶対に失敗させない!独自のカラーシミュレーション
「色見本で決めたけど、実際に壁全体に塗ってみたらイメージと違った…」 外壁塗装で一番多いこのトラブルを、僕は絶対に起こさせません。
小さな色見本だけを見て決めてしまうと、広い壁に塗った時の面積効果や、壁の凹凸の影などで、どうしても見え方が変わってしまいます。
そこでうちは、事前にお家の写真に色をつける「カラーシミュレーション」を徹底しています。 他社さんでもカラーシミュレーションをやっている所はありますが、市販のソフトを買ってきているだけなので色味が不自然なことが多いです。
しかし、うちのカラーシミュレーションは完全オリジナルで開発した独自のシステムです。 パソコンやスマホなど、お客様が見る端末によって色の見え方が変わってしまう問題を防ぐため、一律同じ環境で一緒に確認していただきます。 そして、人間の目と実際の光の当たり方に合わせて、画面上の色が実際に塗った時の色に極限まで近くなるようにシステム上で工夫を凝らしています。
この独自技術のおかげで、「塗ってみたら色が違って困った」というトラブルは、僕の経験上今まで一度もありません。
5. 遮熱塗料は「部屋を涼しくするため」だけじゃない!外壁を長持ちさせる真の理由
最後にお伝えしたいのが、最近流行りの「遮熱塗料」の本当の凄さについてです。 結論から言います。ここ2、3年、僕は遮熱塗料をめちゃくちゃお勧めしています。これから絶対にスタンダードになるのは「無機の遮熱塗料」です。
「北海道は元々断熱性が高いから、遮熱塗料を塗っても部屋の中の温度変化は分かりづらいんじゃないの?」と思うかもしれません。確かにそれもあります。 しかし、僕が遮熱塗料を強く勧める最大の理由は「部屋を涼しくする」ことではなく、「お家(外壁)を長持ちさせるため」なんです。
温度差「マックス90度」の過酷な環境から家を守る
最近の北海道、本当に暑くなりましたよね。 昔は夏でも平均気温が20度台だったのに、今では35度の猛暑日が出たり、帯広の方では40度近くまで上がったりします。
夏場、直射日光を浴びた外壁の表面温度は、下手すると70度近くまで上がります。 そして冬になれば、外気温と同じマイナス20度の世界になります。 つまり、北海道の外壁は夏と冬で極端な話「マックス90度」もの強烈な温度差に晒されているんです。
皆さんも、外に置きっぱなしにしたゴムの長靴を想像してみてください。夏場は熱で温まってフニャフニャに柔らかくなりますが、冬に履こうとするとカッチカチに硬くなっていますよね? お家の壁や塗料、コーキングも全く同じです。90度の温度差によって、ゴムのように激しく伸び縮みを繰り返しているんです。
冬の寒さ(冷え込み)を塗料でコントロールするのは難しいですが、夏の温度上昇を抑える対策をしてあげられれば、外壁の持ちはかなり変わってきます。 ここで「遮熱塗料」の出番です。遮熱塗料を塗ることで、外壁の表面温度が10度〜20度も変わるケースがあります。 もし表面温度が70度から50度に下がれば、冬との温度差は90度から70度に縮まります。たったこれだけで、外壁の伸び縮み率が激減し、塗膜や建物の寿命が劇的に延びるんです。
これからの時代、外壁を本当に長持ちさせたいなら、「ラジカル制御型であること」と「遮熱がついていること」の2点は絶対に必須になってきます。 遮熱塗料は「家の中が暑い・寒い」というレベルの話ではなく、「お家を物理的に長持ちさせるための防御機能」だと覚えておいてください。
まとめ:後悔しないために、まずはプロの「目」を通してください
いかがだったでしょうか。 塗料選びは、普段触れていない方からするとネットの情報しかなく、ご自身で正解を出すのは本当に難しいです。メーカーに問い合わせても、言うことがまちまちで迷ってしまうというご相談もよく受けます。
今回お話ししたように、お家の状況によって、最適な塗料のアプローチは全く変わってきます。 だからこそ、まずは本物のプロの目を通して、お家をしっかり診断させてください。
「まずは大体いくらくらいかかるのか見てみたい」ということでも結構です。 色々な塗料のご相談や解説など、どんな些細な疑問でもすべて僕がお答えします。
LINEでのご質問や、お問い合わせフォーム、お電話など、ぜひ一度お気軽にご連絡ください。 皆さんの大切なお家を守るため、持てる知識と技術のすべてを注ぎ込みます。よろしくお願いいたします!
イズミ塗装代表 泉田
「結局、うちはどうすればいいの?」と迷ったら。
外壁塗装は、10年、20年に一度の大切なメンテナンスです。金額の安さや営業トークで決めて後悔してほしくないからこそ、イズミ塗装では専門のスタッフが皆様の疑問に丁寧にお答えしています。
「他社の見積もりが適正か見てほしい」「この記事に書いてあった施工内容を詳しく聞きたい」といったご相談も大歓迎です。
相談したからといって、強引な営業は一切いたしません。まずは以下の公式LINEから、お気軽にお声がけください。
後悔しない家づくりは、「正しい情報」を知ることから始まります。
私たちイズミ塗装は、札幌で一番長い保証と、職人出身だからこそできる「嘘のない説明」をお約束します。相見積もりで迷う時間を、これからの安心した暮らしを考える時間に変えませんか?
劣化状況の診断から、ライフプランに合わせた3つのプラン作成まで、すべて無料で承ります。
▶ 札幌最長の保証付き!無料お見積もり・診断のお申し込みはこちら
イズミ塗装は、札幌の「手抜き工事」をゼロにしたいと考えています。
今回お話しした相見積もりの裏側以外にも、私たちのブログでは塗装業界のリアルや、失敗しないための知識を公開しています。大切なマイホームを守るための「教科書」として、ぜひ他の記事も参考にしてみてください。
また、私たちがどのような想いで札幌の街を彩り、どのような体制でお客様をサポートしているかについても、詳しくまとめています。
1. 代表の想い・運営の裏側を知りたい方へ
▶ 代表・泉田のイズミ塗装にかける「本音と想い」ブログ一覧
2. 実際の仕上がりを確認したい方へ
[▶ 理想の仕上がりを確認する「最新の施工事例」]
3. 組織としての強みを知りたい方へ
▶ どこが違うの?イズミ塗装が選ばれ続ける「7つの理由」
4. 会社の実体を確認したい方へ
▶ 私たちが責任を持って運営しています(会社概要)
暮らしのことで困ったら、まずは「イズミ塗装」を思い出していただければ幸いです。
著者名:イズミ(イズミ塗装代表)
北海道札幌市出身、イズミ塗装代表。大学時代に塗装職人として経験を積みながら経営学を学び、卒業と同時に代表に就任。2017年からは元請け事業に専念し、HPを通じて「騙される人を減らす」ことを目指し、結果として5年連続でTOP5の塗装屋に選ばれる。現在は塗装から総合リフォームまで対応し、15年保証や費用対効果No.1を達成。職人の腕を最大限に発揮させる環境づくりにも注力している。
住所:〒007-0812 北海道札幌市東区東苗穂12条1丁目5-13
営業時間:【月~土】9:00〜18:00(※LINE、メールは24時間受付中)
電話番号:0120-897-538
定休日:日・祝日(※希望日は合わせることが可能です)
0120-897-538


