セラマット | 業界トップクラスの無機ハイブリッド塗料
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セラマット | 業界トップクラスの無機ハイブリッド塗料

CERA MAT

セラマット — Hybrid Technology Paint —

長く美しく、リシン壁の風合いを守る。
業界トップクラスの耐候性能を持つ
無機ハイブリッドテクノロジー塗料

はじめに

セラマットは、有機・無機ハイブリッドテクノロジーで作られた、業界トップクラスの耐候性能を持つ無機塗料です。塗料のグレードでは最上位に位置し、フッ素塗料を上回る耐候性能を実現します。

一般的な塗料が「機械試験」だけで性能を判断するのに対し、セラマットは「機械試験+実環境暴露試験+10年間の実物件観察」の3段階で性能を確認した上で市販された塗料です。これは塗料業界でも珍しい、手間のかかる開発プロセスです。実物件で10年経過しても品質を保ち続ける、という結果が確認されてから世に出ています。

リシン壁の風合いを長く守りながら、北海道の厳しい気候にも耐える耐候性を実現する。それが、セラマットを開発した理念です。

セラマットを支える 5つの技術

セラマットは、長期耐候性を実現するために、性質の異なる5つの技術を「黄金比」で配合しています。

1高性能ラジカル制御技術

塗膜が劣化する原因「ラジカル」の発生を抑える。紫外線を浴びてもラジカルが生成しにくい構造を持つ。

2高性能HALS技術

発生してしまったラジカルを「捕捉」し、無効化する技術。発生抑制と捕捉の二段構えで塗膜を守る。

3高性能変換技術

塗膜を傷める紫外線エネルギーを「熱」に変換して逃がす。塗膜への直接ダメージを軽減する独自技術。

4高性能分散技術

5つの技術を均等に塗膜内に分散配置する技術。配合比率と分散精度こそが、長期耐候性の決め手。

5有機・無機ハイブリッド技術

塗膜のベース部分に、無機成分(紫外線で劣化しないガラスのような成分)と、有機成分(柔軟性・追従性)を独自比率で配合。「硬くて割れる」「柔らかいが弱い」のトレードオフを解消した、いいとこ取りの基本骨格。

— 塗膜が劣化する仕組み と セラマットの三段防御 —
紫外線 塗膜(セラマット) ①変換技術 紫外線→熱に変換 逃がす ②ラジカル制御 ラジカル発生を 抑える ③HALS 残ったラジカルを 捕捉して無効化 外 壁(守られる)

技術の深掘り解説

「なぜセラマットはフッ素塗料を上回る耐候性を実現できるのか」——その答えは、塗膜の劣化メカニズムを徹底的に分析した上で、複数の防御技術を組み合わせていることにあります。

1. ラジカル制御 — 劣化の「原因」を作らせない

塗膜が色褪せ・チョーキング(白い粉化)・ツヤ引けを起こす根本原因は、紫外線が塗料の中の樹脂に当たって発生する ラジカル という劣化因子です。ラジカルは非常に反応性が高く、塗膜の分子結合を切断し、色や強度を奪っていきます。

従来の塗料は、このラジカルが発生してから対処する設計でしたが、セラマットはそもそもラジカルが発生しにくい樹脂構造を採用しています。紫外線を浴びても、樹脂内部で安定した結合を保ち続け、ラジカルが生まれる量自体を大きく減らしています。

2. HALS — 発生したラジカルを「捕まえて無効化」

HALS(Hindered Amine Light Stabilizer:ヒンダードアミン系光安定剤)は、塗料業界でも上位グレードでしか配合されない高性能な光安定剤です。

万が一発生してしまったラジカルを、HALSが自ら捕まえて無害化します。一度反応したHALSは、別のラジカルとも反応できる「再生型」であるため、効果が長期間持続します。

ラジカル制御で「発生抑制」、HALSで「捕捉・無効化」——この二段構えこそが、セラマットの耐候性能の核です。

3. 紫外線変換技術 — 攻撃エネルギーを熱に変えて逃がす

紫外線は、塗膜にとって最大の脅威です。セラマットには、紫外線エネルギーを吸収して、熱エネルギーに変換する成分が配合されています。

変換された熱エネルギーは、外壁表面から空気中へ放散されるため、塗膜内部にダメージが蓄積しません。ラジカル制御・HALSと組み合わせることで、紫外線を「発生源」「副産物」「エネルギー」の3方向から制御しています。

4. 有機・無機ハイブリッド構造 — 「硬くて割れる」「柔らかくて弱い」を両立

無機塗料の最大の特長は、無機成分(ガラスのような成分)が紫外線でほぼ劣化しないことです。一方で、純粋な無機成分は硬く、外壁の動きについていけずにひび割れることがあります。

セラマットは、無機成分の耐候性を活かしながら、有機成分(柔軟性・追従性)を絶妙な比率で配合することで、両者のいいとこ取りを実現しています。北海道のような寒暖差の大きい地域でも、外壁の動きに塗膜が追従し、ひび割れを起こしにくい設計です。

札幌での冬季の凍結融解、夏の強い日射——どちらの条件でも性能を発揮します。

5. 分散技術 — 黄金比を均一に塗膜内へ

5つの技術を配合しても、塗膜の中で偏りなく均一に分散されていなければ、性能は発揮されません。塗膜のある部分だけに技術が集中していれば、別の部分は無防備になってしまいます。

セラマットの分散技術は、5つの成分を塗膜全体に均等配置することで、外壁のどの部分でも同じ耐候性能が得られるよう設計されています。仕上がりの均質さも、この分散技術によって支えられています。

3段階の試験で性能を実証 — 業界でも珍しい開発プロセス

多くの塗料は、機械試験の結果だけを根拠に市販されます。これは、機械試験が短期間で結果が出る上、宮古島での実環境暴露試験や10年間の実物件観察は、結果が出るまでに膨大な時間とコストがかかるためです。

セラマットは、あえてその手間のかかる3段階の試験を経て市販された塗料です。塗料業界全体を見ても、ここまでのプロセスを踏んで世に出る塗料は多くありません。

No.試験内容
1 キセノンランプ試験 紫外線に対する塗膜の耐候性を機械的に測定。一般的にメーカーが行う標準試験。
2 宮古島 暴露試験 沖縄・宮古島での実環境暴露試験。塩害・紫外線・大気劣化・水分劣化・摩耗劣化など、機械試験で再現できない複合的な劣化要因を実環境で検証。結果が出るまで数年単位
3 10年間の実物件観察 実際の建物で10年間販売せずに経過を観察。実物件で品質を保てなかった場合は発売中止という条件で開発された。市販前に10年待つという、塗料業界では極めて珍しいアプローチ。
キセノンランプ(機械)試験は、紫外線への反応を見る試験です。しかし、外壁の劣化要因は紫外線だけではありません。塩害地域である宮古島での実環境や、内陸の現場での経年変化を見極めなければ、本当の耐候性は判断できないという考え方に基づいています。

塗料グレードの中での位置づけ

グレード樹脂期待耐用年数の目安
アクリルアクリル樹脂5〜8年
ウレタンウレタン樹脂8〜10年
シリコンシリコン樹脂10〜15年
フッ素フッ素樹脂15〜20年
セラマット
(無機ハイブリッド)
有機・無機
ハイブリッド
フッ素以上

※ 期待耐用年数は地域・立地・方角・気候条件により変動します。あくまで目安としてお考えください。

— 業界での位置づけ —

セラマットは、塗料グレードの最上位である無機塗料の中でも、業界トップクラスの耐候性能を持つハイブリッドテクノロジー塗料です。

一般的なシリコン塗料の期待耐用年数が10〜15年、フッ素塗料で15〜20年であるのに対し、セラマットはそれを上回る耐候性を実現。
機械試験+実環境暴露試験+10年間の実物件観察という、塗料業界でも珍しい3段階のエビデンスを経て市販された塗料です。

付加機能

防 汚汚れの付着を抑え、雨水で洗い流されやすい塗膜を形成
防 菌カビ・コケ・藻の繁殖を抑制
防 塩塩害地域でも劣化しにくい塗膜構造
仕上がり艶消し仕上げ(最初から艶消し設計の塗料/リシン壁の風合いを損なわない)
カラー豊富なカラーバリエーションあり

※ 防汚・防菌・防塩の付加は、ベースの耐候性能を損なわない範囲でバランス調整されています。

イズミ塗装での施工工程

セラマットの性能を最大限に発揮するため、以下の工程で施工いたします。

1
下地強化材の浸透(リシン壁・モルタル壁の場合)
セラグリーンNK/200P をひび割れ部・外壁内部に浸透。中で結晶化して下地から強化。セラグリーンNKは国土交通省NETIS登録技術(KT-190081-A)です。
2
下塗り(シーラー)
外壁と上塗り塗料の密着を高める下地材。塗料の食いつきを確実にする層。
3
中塗り(セラマット)
規定塗布量を厳守して、塗膜の厚みを確保。
4
上塗り(セラマット)
仕上げ層。塗りムラ・厚みのバラつきがないよう、最上位レベルの熟練職人が丁寧に仕上げる。
— 下地強化材は国土交通省NETIS登録技術 —

工程①で使用する下地強化材「セラグリーンNK」は、国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)に登録された公的認定技術です(登録番号:KT-190081-A/北海道版にも登録済)。

NETISは本来、公共工事で使われる新技術のデータベースで、国土交通省が一定の審査を経て登録した技術だけが掲載されます。
一般住宅の外壁塗装でNETIS登録技術を下地補修に使う業者は、札幌でも極めて限られます。イズミ塗装が打ちっぱなしコンクリート補修で長年取り組んできた領域だからこそ、住宅塗装にも応用できる工法です。

施工事例 — 札幌でのセラマット施工実績

イズミ塗装では、セラマットを使ったプレミアムプランで多数の施工実績があります。リシン壁・モルタル壁・コンクリート打ち放しなど、難易度の高い現場で特に選ばれています。

CASE STUDY
札幌市清田区 S様邸

外壁・屋根の塗り替えと、コンクリート打ち放し再現塗装を組み合わせたプレミアムプランの施工事例です。リシン壁の風合いを残しつつ、業界最上位の無機塗料で長期保護を実現しました。

札幌市清田区S様邸 施工事例(外壁塗装・屋根塗装・コンクリート打ち放し再現塗装)
工事項目
・外壁塗装:ラジカル制御型無機(10年保証)
・コンクリート打ち放し再現塗装:コンクリート専用無機(10年保証)
・屋根塗装
・木部塗装/FRP防水面塗装/ウレタン防水面塗装/アスファルト防水
・手すり塗装/玄関ドア塗装

選定プラン:イズミプレミアムプラン
施工年:2025年9月

過去の施工事例と同じ塗料・同じ下地強化処理でご施工させていただいた事例です。リシン壁の独特な質感を損なわず、艶消し仕上げで自然な風合いに仕上がりました。

よくあるご質問

Q. 「無機塗料は硬くて割れやすい」と聞きました。

かつての無機塗料は確かに硬く、追従性に乏しい製品もありました。しかし、セラマットは有機・無機ハイブリッド型の塗料です。無機成分の耐候性を保ちながら、有機成分による柔軟性・追従性を併せ持つ設計になっています。イズミ塗装では5年以上前から同タイプの塗料を多数の現場で使用していますが、追従性不足によるひび割れ問題はほぼ発生していません。

Q. 「つや消しは弱くなる」と他社で聞きました。本当ですか?

これは、塗料選定を間違えているケースの話です。つやあり塗料につや消し剤を後から添加した場合は、確かに耐久年数が1〜1.5年ほど短くなります。しかし、セラマットのように最初からつや消し設計で開発された塗料は、塗料設計そのものが違うため、耐久年数に影響しません。リシン壁向けに選ぶ塗料はすべて、元々つや消し設計の塗料です。

Q. 保証はありますか?

セラマットを使用したプレミアムプランでは、当社保証10年をお付けしています。契約書に保証内容を明記し、顧問弁護士のリーガルチェックを経た保証書を別途発行いたします。

Q. どんな職人が施工してくれますか?

イズミ塗装では、塗料グレードと現場特性に応じて、評価制度に基づき対応できる職人を振り分けています。セラマットを使用するプレミアムプランは、当社の評価制度で最上位の技術レベルにある熟練職人がアサインされます。全員が1級塗装技能士で、全道大会で実績を持つベテランです。

Q. リシン壁との相性は?

セラマットは元々つや消し設計の塗料で、リシン壁の砂壁状の風合いを損なわずに保護できます。透湿性も確保されているため、外壁内部の湿気を逃がしながら、外からの水分は防ぐ「ゴアテックス」のような働きをします。リシン壁・モルタル壁との相性は非常に良好です。

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